この社会や人間についてもっと考えてみる
※アクセスしていただいたみなさん、ありがとうございます。このブログはいま制作中のものです。2024年12月の終わりまでには内容を整えて正式にスタートしたいと思いますので、もう少しお待ちいただけますでしょうか(2024年11月10日現在)。
みなさん、こんにちは。ブログを開設しました。この20年、本籍をジャーナリズム、住民票はアカデミアに置いてきましたけれども、またいちジャーナリストに戻って仕事を始めます。
1980年にフォトジャーナリストとして、最初の現場(タイ、カンボジア)を訪れてから、インドシナ紛争、ビルマ(ミャンマー)内戦、インドネシア民主化闘争、東ティモール独立闘争、アフガニスタン内戦、アフリカ、中国、韓国、沖縄、福島など、アジアの紛争地、社会問題の現場を歩いてきました。1987年にはアジアプレス・インターナショナルを立ち上げ、韓国、中国、フィリピン、インドネシア、タイ、パキスタンなどのジャーナリストとの協働を試みてきました。
その一方、1990年代より、大学教員としてはジャーナリズム論、映像論、時事問題研究などを担当。2000年代からはおもに早稲田大学でジャーナリスト教育に関わり、2024年に退職しました。
このブログではたんなるニュースの発信ではなくて、この社会や人間について考える材料を提供したいと思います。ぼくが知っているのはこの世界のほんの一断片にすぎません。もっともっと「社会や人間について考え、議論をして、そして行動する」起点となるような場所になればと願っています。
いま必要なのは「情報」ではなくて他者や社会との「対話」による相互理解を通じて、物事を自ら内面化する力だと思うからです。
ブログの内容について
「Diary]
日常的に考えていること、気がかりなこと、考えてみたいことなどを適宜書いていきます。日記というより、備忘録・雑記帳ですね。
「blog」
現場で取材したことのルポ、報告です。記事として完結したものではなくて、現場で感じたこと、発見したことを率直に書いていきたいと思います。文字、写真だけでなく、ビデオ取材を短くまとめたショートフイルムもアップしていきます。
「Issues」
いまの社会で起きていることについての問題意識を共有するところです。ぼくだけではなくてみなさんの仕事(記事、ドキュメンタリー、映像報告など)や考えていること、疑問に思っていることなども紹介しながら、幅広く考察、議論できればと思っています。
「Works]
この項目は2つに分かれます。みなさんの記事・作品・番組などの紹介とぼくが大学に軸足を移すまでに取材したテーマを地域別に展開したものです。ぼくの社会認識の土台となった時期(1980年より2000年代の初めごろまで)の仕事です。おもに写真を使って組み立てています。