野中章弘(のなか・あきひろ) Akihiro NONAKA
1953年、兵庫県生まれ。ジャーナリスト、プロデューサー。早稲田大学名誉教授。アジアプレス・インターナショナル代表。https://www.asiapress.org/
日系アメリカ人、インドシナ紛争、アフガニスタン内戦、エチオピアの飢餓、台湾人元日本兵、カンボジア紛争、ビルマ(ミャンマー)の民主化、少数民族の武装闘争、タイのエイズ問題、チベット、東ティモール独立闘争、朝鮮半島問題、イラク戦争など、アジアを中心に第三世界の問題を取材し、新聞、雑誌、テレビなどで発表。
87年、報道規制の厳しいアジア諸国のジャーナリストたちのネットワークであるアジアプレス・インターナショナルを設立。
小型ビデオを使うビデオ・ジャーナリズム(VJ)の手法によるニュースリポートやドキュメンタリーを制作・プロデュース。チベット、東ティモール、アフガニスタンなどNHK(ETV特集、BSドキュメンタリーなど)を中心にテレビ朝日、朝日ニュースター、MXテレビなど発表本数は200本を超える。
04年5月、第3回「放送人グランプリ特別賞」受賞。
編・共・著書に『沈黙と微笑』(創樹社)、『粋と絆』(神田ルネッサンス出版部)、『アジアTV革命』(三田出版会)、『アジア大道曼陀羅』(現代書館)、『ビデオ・ジャーナリズム入門』(はる書房)、『メディアが変えるアジア』(岩波ブックレット)、『アジアのビデオジャーナリストたち』(はる書房)、『メディア・プラクティス』(せりか書房)、『アジア新世紀・市場』(岩波書店)、『論争いまジャーナリスト教育』(東京大学出版局)、『ジャーナリズムの条件4 ジャーナリズムの可能性』(岩波書店)、『レクチャー現代ジャーナリズム』(早稲田大学出版部)、『越境する平和学』(法律文化社)など。
プロデュースしたドキュメンタリー作品には、『ガーダ~パレスチナの詩』(古居みずえ監督・早稲田大学石橋湛山記念ジャーナリズム大賞)、『隣る人』(刀川和也監督・文化庁文化記録映画部門大賞)、『ぼくたちは見た』、『飯館村の母ちゃんたち~土とともに』(古居みずえ監督)など。
大学教員としては1990年代から東京大学、立教大学、青山学院大学などでジャーナリズム論、映像論、時事問題研究などを担当。2000年代より早稲田大学(全学副専攻・政治学研究科・教育学部など)でジャーナリスト養成教育に注力。 ※nonaka81953@gmail.com